07年12月の就任後初めて4日連続で非公開調整を行い、宿敵との大一番に向けて仕上げてきた。悩みに悩んで出した結論は、松井を先発で使い、昨年から始まったW杯予選で、起用した6試合すべてに先発させてきた大久保をスーパーサブに回すことだった。強さと高さのある最大のライバルを倒すため、大久保の速さにかけた。
決断の背景には鮮烈な残像があった。ボルフスブルクでのリーグ戦デビューとなった1月31日ケルン戦。途中出場した大久保は、持ち味のスピードを生かし2度の決定機をつくるなど相手守備陣を完全に崩した。岡田監督は「(大久保は)良かったみたいだね」と話していたが、関係者によるとDVDで映像を確認した際には驚きを隠せなかったという。相手のスタミナが落ちる後半にこそ、大久保の速さが生きると判断。まさに切り札として、大一番での命運を託した。(ニッカン)
日本にはオーストラリアにないものがたくさんある。2006年のトラウマを今こそ解消したい。日本は決して弱くない。必要なのは自信だけだ。

